製品情報

製品Q&A

リーバクト®配合顆粒 Q&A

「製品Q&A」は、医療関係者の皆様からよくご質問頂く事項をとりまとめたものです。
製品の適正使用に関する参考情報であり、すべての事例にあてはまるものではございません。
その他のお問い合わせは、弊社くすり相談室、または担当MRにいただきますようお願いします。

薬理作用

Q.本剤の作用機序は?
A.肝硬変の患者さんでは特異的に分岐鎖アミノ酸(BCAA:イソロイシン・ロイシン・バリン)が低下することが分かっており、この不足しているアミノ酸を補給することで肝臓の蛋白合成が高まり、アルブミン値を改善させます。

参考: インタビューフォーム Ⅴ.3.臨床成績
Q.本剤を投与してもアルブミン値が上昇しない場合の理由は?
A.肝硬変患者では積極的な治療を行なわなければ、アルブミン値は1年で0.15g/dL低下する1)ことが知られています。
アルブミン値が上昇しない理由として次のことが考えられます。(1)BCAAがエネルギー源として利用された2)。(2) アルブミンの合成・分解・代謝回転が改善された3)。(3) アルブミン合成能が著しく低下している、等の理由が考えられます。臨床試験の解析結果では、投与前の血清アルブミン値が2.6g/dL以下の患者では改善効果が認められるものの、効果発現には期間を要することが報告されています。
さらに、血清アルブミンは膠質浸透圧の維持の他に、酸化還元環境能を有しており、肝硬変患者の血清アルブミンは酸化型が多いことが知られております。
本剤を投与しても血清アルブミン値が上昇していないにも関わらず、酸化型アルブミン比が低下することが報告されました4)

参考:
1)山田伸夫,他:北里医学,16:268-277,1986 [別冊№14]
2)加藤昌彦:LIVERSIDE Press,3(5):1-2,1998
3)加藤昌彦, 他:肝臓, 32(7):692-699,1991
4)H Fukushima , et al:Hepatology Research 2007 ; 37 : 765-770

安定性

Q.本剤を分包してもよいですか?
A.分包はお勧めしておりません。開封後の安定性試験では、2日目に吸湿のために軽い凝集が認められています。
Q.本剤を粉砕して服用させてもよいですか?
A.本剤は、粉砕すると分岐鎖アミノ酸特有の強い苦みを生じ、服用しにくくなる可能性があります。

組成

Q.本剤にカロリーはありますか?
A.アミノ酸として1包4gを含有するため、1包装で16kcalとなります。

参考:インタビューフォーム Ⅳ.2.製剤の組成

使用方法

Q.「リーバクト®配合顆粒」、「リーバクト®配合経口ゼリー」と「ヘパンED®配合内用剤(肝不全用成分栄養剤)」の使い分けは?
A.通常、1日の食事摂取量が十分なら「リーバクト」が適応になり、不十分な場合は、「ヘパンED」が適応になります。ただし、糖尿病合併によるカロリー制限が必要な場合や、水分摂取制限の必要な場合、脳症が出現している場合など、患者さんの状態を考慮し、食事内容を含めた使い分けをお勧めしています。

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