EAファーマ株式会社(代表取締役社長:籔根英典)は、クローン病(CD)、潰瘍性大腸炎(UC)といった炎症性腸疾患(IBD)患者様における栄養管理と再燃状況を明らかにすることを目的として、IBD患者様を対象にWebアンケート調査(3R survey)を実施しました。本調査の結果は、IBD領域の国際学術誌Crohn’s and Colitis 360に 掲載されました。
【調査の概要】
【調査でわかった主なポイント】
1.クローン病患者様では再燃頻度が高く、食事内容が再燃に影響すると考える方が多くみられました
過去1年間の再燃回数を調査したところ、クローン病(CD)患者様では潰瘍性大腸炎(UC)患者様と比べて再燃を経験した割合が高いことが示されました。また、再燃の要因として「食事内容」が影響すると回答した割合はCD患者様で特に高く、食事管理が病状コントロールにおいて重要と認識されていることがわかりました。
2.クローン病患者様では栄養療法の経験者は52%でした
栄養療法の紹介を受けた経験がある患者様はCD患者様で53.3%、成分栄養剤の服用経験がある患者様は52.0%でした。また、調査時点では30.7%のCD患者様が成分栄養剤を継続して服用していました。
3.成分栄養剤の服用により症状改善や栄養状態の改善を実感する患者様がみられました
成分栄養剤の服用経験があるCD患者様では、症状の改善、アルブミン値などの栄養状態の改善、体重増加を感じた患者様もそれぞれ51.2%、43.6%、51.2%にみられ、栄養療法が病状管理や栄養状態の維持に役立つ可能性が示されました。
4.クローン病患者様では日常的に食事内容を意識して管理している方が多くみられました
食事内容について「非常に意識している」または「ある程度意識している」と回答した患者様は、CD患者様で77.3%、UC患者様で48.0%でした。CD患者様では再燃との関連を意識しながら日常的に食事管理に取り組んでいる実態が明らかになりました。
5.IBDの体調・栄養管理アプリの利用率は低く、認知向上が課題と考えられました
IBDの体調や栄養管理アプリを現在利用している患者様はCD患者様で6.7%、UC患者様で1.3%と少数でした。アプリを利用していない理由としては、「アプリの存在を知らない」が最も多く回答されており、患者様のセルフマネジメントを支援するツールの認知向上や普及が課題であることが示されました。
備考:EAファーマではIBD患者様用アプリ「IBDサポートⓇ」を無償提供させていただいております。詳しくはホームページをご覧ください。
https://www.eapharma.co.jp/patient/ibdsupport
【EAファーマの考え方】
今回の調査ではIBDの中でもCDは特に食事の内容が再燃に影響すると回答した頻度が高く、食事や栄養管理の重要性が示唆されました。EAファーマは、消化器疾患に携わるヒューマン・ヘルスケア(hhc)企業として、成分栄養剤をはじめとするお薬やIBD患者様向けアプリを通じてIBD患者様に貢献したいと考えています。
【参考:過去のIBD領域におけるWeb調査結果の発表について】
EAファーマでは過去にも2023年、2025年にCrohn’s and Colitis 360にIBD患者様へのweb調査結果を発表して参りました。
以上