生産職(生産技術職)
2010年入社
農学修士

仕事の内容を教えてください。

研究所と工場の現場の架け橋となるのが私の仕事。

製薬会社では、研究所で開発された薬を工場で大量生産しなければなりません。その研究所と工場の現場の架け橋となるのが私の仕事。具体的にはまず、研究所から提案された製造フローを見て、設計や原料に問題はないか、工場にある設備での量産化が可能かなど、課題を見つけていきます。その後、工場の設備や大量生産に適した原料や製造方法で医薬品を試作し、新たな製造方法を設計。最終的に、工場の製造担当者にプレゼンテーションをして、実際の製造作業をしてもらうわけですが…。

すべてがスムーズに行くこともあれば、自分の細かいミスや、現場への説明が不足していたためにうまく行かないこともあり、落ち込む時もあります。でも、研究所の努力、自分の力、そして現場の協力によって、新しい薬が完成したときは本当にうれしいですね。

また、以前から工場で生産されている製品についてのコストダウンや工程改善、トラブル対応なども、私たちの重要な業務です。

学生時代の勉強は活かせていますか?

学生時代の勉強は活かせていますか?

今後の課題は「伝える」技術を磨くこと。

高等専門学校では化学・工業系の勉強に、大学院では農学系の研究に没頭していました。当時の化学の知識や、情報収集の方法は現在も活かされていると思います。大学院では先生とマンツーマンで、コツコツと研究することが多かったのですが、今私に必要とされるのは、多くの人とのコミュニケーション力。研究所や工場、そして、原料メーカーや製造委託会社とのやりとりは、仕事において欠かせないものだからです。時には、研究所とこちらの意見がぶつかり合うこともありますが、今の私はまだまだ弱気で(笑)。ただ、同じ部署にはこの道20年以上のベテラン社員もおり、相手の意図するところをうまく汲んで、自分の主張を自信を持ってしっかり伝える、その姿から学ぶことは多いです。また、プレゼンをする前には自ら資料を作成しますが、これがまた難しくて。現在は作った資料を先輩にブラッシュアップしてもらっていますが、早く自分で要点をまとめ、言いたいことがきちんと伝わる資料が出来るようにしたいです。

入社の動機はなんですか?

ものを作る喜びが、ここにはあります。

ものづくりは、実際自分がやった仕事が目に見えるカタチになるのが面白いです。しかも、人の命を支える薬を作り出す現場で働いているわけですから、毎日がとても充実しています。

幼いころから「ものを作る」ことに興味があり、夢はまさに技術者になることでした。当社への入社理由は、味の素(株)、医薬品ともに身近な存在であったこと、就職活動中の面接でも、コミュニケーションが一方的でなく、私の話をきちんと聞いてもらえる会社、という印象を受けたことですね。技術職の職場というと、終始根を詰めて無言で黙々と作業を行うという印象を持っていましたが、職場の雰囲気はアットホーム。先輩後輩の壁を越えて、意見交換をしながら作業が進められる環境だと思います。

今後の目標をお願いします。

今後の目標をお願いします。

今後の目標は、新製品の工業化や生産支援のテーマ担当者としての役割を果たすことです。

そのためには、製剤技術の知見、理論をセミナーや文献等から継続して収集することが必要となるでしょう。

さらに、工場の設備についてもっと広く深く理解しなければとも思っています。トラブルがあったときの原因を調査し、対策を立案することも技術職の仕事であり、自分は製品の安定生産を支えている重要なポジションにあることを自覚します。今後さらなる知識を得て経験を積み、薬の品質維持、製造の安定に努めたいです。

ある日のスケジュール
  1. 8:00 出社 メールチェック、書類作成
  2. 11:00 打ち合わせ
  3. 12:00 昼食
  4. 13:00 試作
  5. 16:00 データ整理
  6. 17:15 退社