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世界初!
生理的重炭酸リンゲル液「ビカーボン注」全国発売

2005年01月07日

味の素株式会社 医薬カンパニー

各位

 味の素株式会社医薬カンパニー(カンパニープレジデント:相原桂一郎 本社:東京都中央区)は2004年11月重炭酸リンゲル液「ビカーボン注」を全国発売しました。同製品は、味の素グループ会社の清水製薬株式会社(社長:湯川利秀 本社:静岡県静岡市)で製造し、味の素ファルマ株式会社(社長:中村昌旦 本社:東京都中央区)より販売しています。
「ビカーボン注」は、世界で初めて重炭酸を配合し、血漿の電解質組成に近づけたリンゲル液*です。 *:リンゲル液は、手術や外傷の出血などで減少した体液量(循環血漿量)の補正や、体液(血液)が酸性に傾くこと(代謝性アシドーシス)の補正を目的とした輸液剤です。

 経血漿中にはそのpHを維持するために重炭酸が含まれています。これまで、ヒトの血漿組成により近い重炭酸を配合したリンゲル液が望まれていました。しかし、重炭酸はリンゲル液の成分のひとつであるカルシウムと混合すると沈殿が生じるため製剤化が難しく、生体で代謝してはじめてpH維持効果を発揮する乳酸および酢酸が、重炭酸の代わりに用いられてきました。乳酸や酢酸は、代謝機能に異常のある患者やショック等により代謝機能の低下した患者などでは、十分な効果を発揮できないことが考えられています。

 「ビカーボン注」は、これらの問題を解決した世界初の重炭酸リンゲル液であり、最も生理的なリンゲル液といえます。「ビカーボン注」は、いままでの乳酸および酢酸リンゲル液を用いている場合にも使用でき、さらに速やかな代謝性アシドーシスの補正効果と代謝異常を伴う患者に対しても使用が期待できます。
 
 味の素株式会社医薬カンパニーは、「ビカーボン注」を提供することにより、麻酔科・救命救急領域の医療に貢献し、同分野における輸液製剤のトップブランドを目指します。「ビカーボン注」は、2005年度約20億円の売上げを目指します。
 今後とも味の素だからできる薬づくりを通して世界の人々の健康とよりよい生活に貢献します。

【本件の問い合わせ先】
◆味の素株式会社 医薬カンパニー 事業戦略部 製品戦略グループ
佐野(さの) または 古矢(ふるや)
電話 03-5250-8321 FAX:03-5250-8276