Calypso Biotech SAと抗MMP-9抗体「CALY-001」の
グローバルライセンス契約を締結

2017年3月30日
EAファーマ株式会社

 エーザイ株式会社の消化器事業子会社であるEAファーマ株式会社(代表取締役社長:松江裕二、本社:東京都中央区)は、このたび、Calypso Biotech SA(社長兼創業者:Dr. Alain Vicari、本社:スイス・ジュネーブ、以下、カリプソ社)と、抗マトリックスメタロプロテアーゼ-9(MMP-9)完全ヒトモノクロ―ナル抗体(コード:CALY-001)について、全世界における独占的な開発・製造・販売に関するライセンス契約を締結したことをお知らせいたします。


 本契約に基づき、当社はCALY-001に関する全世界・全適応症における独占的な開発、製造、販売権を有し、炎症性腸疾患(以下、IBD)治療薬としての開発を開始します。なお、本契約により、当社はカリプソ社に対して、契約一時金、マイルストン、ロイヤルティを支払います。


 CALY-001は、活性化されたMMP-9に選択的に結合し酵素活性を阻害することで、消化管の組織傷害および炎症を抑制する新規作用機序のIBD治療薬となることが期待されます。本薬剤は、IBD治療における新たな選択肢として、患者様の治療およびQOL向上に貢献できるものと考えています。


 当社は、消化器領域における日本発のスペシャリティ・ファーマとして患者様に寄り添い、患者様の目線に立った医薬品開発で、患者様やそのご家族、そして医療従事者の皆さまに貢献して参ります。

以上

参考資料

1. EAファーマ株式会社について
エーザイグループが60年以上取り組んでいる消化器事業と、アミノ酸をコアとする味の素グループの消化器事業が、2016年4月に統合して設立された、研究開発、生産物流、営業・マーケティングのフルバリューチェーンを有する消化器のスペシャリティ・ファーマです。
EAファーマ株式会社の詳細情報は、http://www.eapharma.co.jp/をご覧ください。

2.Calypso Biotech SAについて
カリプソ社は、スイスを拠点とするバイオテクノロジー企業で、消化器領域における新たな抗体の研究開発に注力しています。2013年にメルク社のコーポレートベンチャーキャピタルであるメルクベンチャーズによる資金提供により、メルク社からスピンアウトして設立されました。
カリプソ社についての詳細情報は、http://www.calypsobiotech.com/site/en/をご覧ください。

3.MMP-9について
細胞外基質を分解する酵素です。IBDの病態においては、炎症を起こした消化管組織での過剰な発現と活性の上昇によって、消化管の組織傷害に関与すると考えられています。


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