慢性便秘症治療薬AJG533の
台湾におけるライセンス契約をSynmosa社と締結

2018年12月19日

EAファーマ株式会社


 EAファーマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松江 裕二、以下EAファーマ)は、Synmosa Biopharma Corporation(本社:台湾台北市、代表:Peter Lin、以下Synmosa社)と慢性便秘症治療薬AJG533(一般名:エロビキシバット水和物、日本における製品名:グーフィス®)について、台湾における独占的な開発および販売権を供与するライセンス契約を締結したことをお知らせいたします。

 AJG533は、EAファーマがAlbireo AB(本社:スウェーデン)から導入した、世界初の作用機序をもつ1日1回経口投与の慢性便秘症治療薬で、胆汁酸の再吸収に係わるトランスポーターを阻害し、自然な排便を促すことを期待した薬剤です。

 日本における便秘症は、若年層では女性に多く、高齢者では男女ともに罹患比率が高い疾患です。排便回数の減少に加えて、残便感、硬便等の症状が認められ、慢性化することで多くの患者様はQOL(生活の質)の低下に悩まされています。
 台湾においては、高齢化社会と生活様式の変化により、消化器疾患に対する医薬品のニーズが高まってきていると言われており、台湾衛生福利部の全民健康保険医療統計年報において、便秘薬が処方されている患者は年間140万人に達していると報告されています。

 今回のSynmosa社へのライセンス供与は、日本と同様に台湾においても多様な病態背景を持つ慢性便秘症の患者様やそのご家族、そして医療従事者の皆様のニーズの充足とベネフィット向上に貢献できるものと期待しています。
 EAファーマは、これからも消化器領域を中心とした医薬品開発を行うとともに、新たな医療価値を創造することで、世界中の患者様やそのご家族、そして医療従事者の皆様に貢献してまいります。


※ 器質的疾患による便秘を除く

以上

参考資料

1. EAファーマ株式会社について
 エーザイ株式会社の消化器事業子会社であるEAファーマは、エーザイグループが60年以上取り組んでいる消化器事業と、アミノ酸をコアとする味の素グループの消化器事業が、2016年4月に統合して設立された、研究開発、生産物流、営業・マーケティングのフルバリューチェーンを有する消化器のスペシャリティ・ファーマです。
 EAファーマ株式会社の詳細情報は、http://www.eapharma.co.jp/をご覧ください。
2. Synmosa Biopharma Corporationについて
 Synmosa社は1980年に設立された、医療用医薬品、ジェネリック、OTC、健康食品の研究開発、製造、物流、営業およびマーケティング機能を有する、総合医薬品企業です。Synmosa社は呼吸器、循環器、女性ホルモン、泌尿器、がん領域を重点領域としており、また、新たに消化器領域を重点領域に加え事業展開を進めています。
 Synmosa Biopharma Corporationの詳細情報は、http://www.synmosa.com.twをご覧ください。
3. AJG533(一般名:エロビキシバット水和物、日本における製品名:グーフィス®)について
 AJG533は、EAファーマがAlbireo AB(本社:スウェーデン)から導入し、日本国内において製造販売承認を取得した世界初の作用機序を有する1日1回経口投与の慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)治療薬です。胆汁酸の再吸収に係わるトランスポーターを阻害することで、大腸に流入する胆汁酸の量を増加させ、水分分泌と大腸運動促進の2つの作用で自然な排便を促すことを期待した薬剤です。AJG533の臨床第Ⅲ相試験(2週間の二重盲検試験および52週間の非盲検単群長期投与試験)の結果は、世界的に最も権威のある医学雑誌の一つであるThe Lancetの関連誌、The Lancet Gastroenterology & Hepatologyに掲載されました。
 日本国内においてEAファーマは、持田製薬株式会社と本剤の共同開発および共同販売に関する契約を締結しており、2018年4月19日より両社で同一の販売名「グーフィス®錠5mg」としてそれぞれ販売を開始しました。また、EAファーマとエーザイ株式会社はコプロモーション契約を締結しており、本剤に関連する適正使用情報を共同で提供しています。


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