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IBD患者の就労理解促進に向けた冊子を発行
2026年1月19日
EAファーマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:籔根 英典)は、炎症性腸疾患(IBD)を抱える患者の就労時における理解促進を目的とした冊子「IBDと生きるわたしから、お仕事へ関わる方へ」を、株式会社グッテ(本社:東京都千代田区)の協力のもと作成・発行しました。
「IBDと生きるわたしから、お仕事へ関わる方へ」
IBDは腹痛や下痢、強い便意などの症状が突発的に生じ、改善と悪化を繰り返す疾患で、外見からは分かりにくいことが特徴です。そのため、職場で体調不良や行動の理由が理解されにくく、不安や戸惑いを感じる患者さまも少なくありません。
一方で、多くの患者さまは治療を継続しながら仕事と生活を両立しています。
本冊子は、患者さま本人だけでなく、職場の上司や同僚、人事・労務担当者など、仕事に関わる周囲の方々に向けて、疾患の特性や就労時に生じやすい困りごと、理解の参考となるポイントを分かりやすく紹介しています。
この取り組みは、EAファーマが掲げるヒューマン・ヘルスケア(hhc)の理念に基づき、患者さまの声に寄り添い、憂慮を理解し、その解消につなげる活動の一環です。EAファーマは、IBD患者さまが安心して治療と仕事を両立できる社会の実現に向け、疾患に対する正しい理解を広げる取り組みを今後も継続していきます。
下記のリンクまたはQRコードよりダウンロード可能です。
EAファーマ 患者さまご家族の皆様向け お役立ち資料サイト内掲載
IBDと生きるわたしから、お仕事へ関わる方へ(AEA-J-1-PM-05172)

EAファーマの代表取締役社長の籔根 英典は、「IBDとともに働く方々は、日々、体調の変化と向き合いながら仕事に取り組んでいます。本冊子は、患者さまの想いに触れ、共に考える機会を通じて、職場の皆さまにIBDの特性や配慮のポイントを分かりやすくお伝えするために作りました。
EAファーマは、hhc理念のもと、IBDへの正しい理解を広げ、患者さまが自分らしく働き続けられる社会を目指しています。その実現に向け、医療関係者の皆さまと連携して“治療の選択肢”を広げるとともに、患者さまと “声や想いを職場に届ける取り組み”を通じて、働く皆さまがお互いに安心し、配慮し合える職場づくりに貢献してまいります。」とコメントしています。
株式会社グッテの代表取締役社長の宮﨑 拓郎様からも、「本冊子は、EAファーマ株式会社によるhhcの取り組みの一環として、IBD患者さんが就労において感じている困りごとを少しでも解決したいという想いから生まれたものです。患者さんと社員の皆さまとの座談会で語られたリアルな声が、実際に「冊子」という形で社会に届けられたことを、IBD患者コミュニティ「Gコミュニティ」の運営者として心から嬉しく思います。今後も患者さんの声を社会につなげる活動を続けていきたいと考えています。」とコメントをいただいております。
1.EAファーマ株式会社について
エーザイ株式会社の消化器事業子会社であるEAファーマ株式会社は、エーザイグループが60年以上取り組んでいる消化器事業と、アミノ酸をコアとする味の素グループの消化器事業が、2016年4月に統合して設立された、研究開発、生産物流、営業・マーケティングのフルバリューチェーンを有する消化器のスペシャリティ・ファーマです。
EAファーマ株式会社の詳細情報は、https://www.eapharma.co.jp/をご覧ください。
2.株式会社グッテについて
食と健康をつなぐ製品の開発販売・指定難病最大級の患者数を誇る潰瘍性大腸炎・クローン病患者コミュニティ「Gコミュニティ」運営を行っています。グッテは米国ミシガン大学留学中に出会った宮﨑拓郎(米国管理栄養士・公衆衛生学修士)、鈴木紀之(経営学修士)らが2018年9月に創業した会社です。2019年7月に「Gコミュニティ」を開始し登録者は3500名を超えています。また2022年11月にはIBD患者さんのレシピを集めた「グッテレシピ」をオープンしました。また2023年12月には株式会社明治運営「明治アクセラレータ」の支援を受け、お腹にやさしい無添加ノンフライスナックの販売を開始しました。ノンフライスナックは、経済産業省・JETRO「J-Star X Food Frontier」第1期生として採択され、農林水産省米粉需要創出・利用促進事業にも採択されています。
3.炎症性腸疾患(IBD)について
炎症性腸疾患は、腸管の粘膜に潰瘍ができる炎症性の疾患です。症状は、腹痛や下痢、下血などで、多くの場合は症状が軽快する「寛解」と悪化する「再燃」を繰り返し、患者様のQOL(生活の質)を低下させます。本疾患は、発症メカニズムが未だ解明されておらず、厚生労働大臣により「指定難病」に指定されています。2023年の全国疫学調査によると国内患者数は、潰瘍性大腸炎が31万人超、クローン病が9万人超で、近年、増加する傾向にあります1。
(doi. org/10.1007/s00535-025-02295-z)

