日本における慢性便秘症患者に対するグーフィス®の多施設・市販後調査(最終結果報告)

※グーフィス®の【4.効能又は効果】慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)
日本における慢性便秘症患者に対するグーフィス®の多施設・市販後調査(最終結果報告)
Nakajima A, et al.: SAGE Open Med 2025;13:1-13(著者に、EAファーマ株式会社よりアドバイザー料を受領している者、EAファーマ株式会社の社員が含まれる。
当研究はEAファーマ株式会社、持田製薬株式会社の資金提供を受けている。)
【監修】国際医療福祉大学 消化器内科統括教授/熱海病院 病院長 中島 淳 先生
このページでは、下記2つの臨床試験の結果をご紹介いたします。
◆ 試験① 国内第Ⅲ相試験(簡易版)
◆ 試験② 日本における慢性便秘症患者に対するグーフィス®の多施設・市販後調査(最終結果報告)

「禁忌を含む注意事項等情報」等は、Drug Informationをご参照ください。

試験① 国内第Ⅲ相試験(簡易版)

試験概要

試験デザイン プラセボ対照無作為化二重盲検多施設共同並行群間比較試験
目的 慢性便秘症患者を対象にグーフィス®10mg又はプラセボを1日1回14日間経口投与し、投与期間第1週における自発排便回数の観察期間第2週からの変化量を主要評価項目とした二重盲検比較試験において、グーフィス®のプラセボに対する優越性を検証すると共に、安全性を検討することを目的とした。
対象 慢性便秘症患者133例(有効性解析対象〔FAS*1)〕:132例、安全性解析対象:132例)RomeⅢの機能性便秘の診断基準を参考として、同意取得時の6ヵ月以上前から自発排便回数が平均3回/週未満であり、かつ自発排便に関連した、①排便の25%以上にいきみがある、②排便の25%以上に兎糞状便又は硬便がある、③排便の25%以上に残便感がある、の3つのうち1つ以上の症状を有している慢性便秘症患者を対象とした。
プラセボ群:63例、グーフィス®10mg群:69例
投与方法 治験薬投与開始前の排便回数の調査期間として2週間の観察期間を設定した後、1日1回朝食前にグーフィス®10mg又はプラセボを14日間経口投与した。被験者は定められた時期に来院し、外来で観察・検査等が行われた。
評価項目 〈有効性に関する評価項目〉
主要評価項目(検証的解析項目)
  • 自発排便回数の変化量〔観察期間第2週 vs. 投与期間第1週〕(FAS)
〈安全性に関する評価項目〉
  • 副作用発現率
  • 臨床検査値
解析計画 主要評価項目である投与期間第1週における自発排便回数の観察期間第2週からの変化量*2)について、FASを解析対象とし観察期間第2週の自発排便回数を共変量とした共分散分析(ANCOVA)を適用した。
自発排便回数、完全自発排便回数については要約統計量を算出した。
●検証的な解析以外で得られたp値を名目上のp値とした。

自発排便:下剤/浣腸あるいは摘便なしに発現する排便。本治験においては、観察期間開始前日に下剤を使用した場合、又は観察期間開始後に救済薬(ビサコジル坐剤10mg)を使用した場合、使用後24時間以内の排便は自発排便としない。
完全自発排便:残便感のない自発排便
排便回数:「トイレに入ってから出るまでに生じた排便」を1回とカウントした(例:一度排便し、少し時間があいて再度排便した場合でも、トイレから出ていなければ1回とカウントする)。一方、排便後にトイレを出て再びトイレに入って排便した場合は、別々の排便としてカウントした。

*1)FAS:Full Analysis Set(最大の解析対象集団)治験薬が1回以上投与され、何らかの有効性に関する観測値を持つすべての被験者による集団を「最大の解析対象集団」とした。なお、排便回数の各週の評価可能日が5日未満の場合には、該当週の排便回数は欠測値として扱った。
*2)変化量=観察期間第2週データをベースライン値とした。

有効性

自発排便回数の変化量〔観察期間第2週 vs. 投与期間第1週〕(FAS)[主要評価項目(検証的解析項目)]

投与期間第1週における自発排便回数の観察期間第2週からの変化量(Mean±SD)は、プラセボ群1.73±1.88回、グーフィス®群6.40±4.73回であり、グーフィス®群はプラセボ群に対して自発排便回数の変化量が有意に大きく優越性が検証された(検証的解析結果、p<0.0001、共分散分析)。
〈主要評価項目(検証的解析結果)〉自発排便回数の変化量(観察期間第2週 vs. 投与期間第1週)
グラフ/縦軸が変化量(回/週)、横軸がプラセボ群 n=63、グーフィスⓇ10mg群 n=67
自発排便回数(観察期間第2週及び投与期間第1週)
グラフ/縦軸が回数(回/週)、横軸がプラセボ群 n=63/グーフィスⓇ10mg群 n=67/観察期間第2週、プラセボ群 n=63/グーフィスⓇ10mg群 n=67/投与期間第1週

安全性

副作用発現率

副作用の発現率は、プラセボ群7.9%(5/63例)、グーフィス®群30.4%(21/69例)であった。
いずれかの群で5%以上発現した副作用は、下表の通りであった。
本試験において死亡例を含む重篤な副作用は、いずれの投与群においても認められなかった。投与中止に至った副作用はプラセボ群0例、グーフィス®群4例9件(腹痛、下痢各4件、悪心1件)で認められた。
いずれかの群で5%以上発現した副作用
表/縦軸が副作用の種類、腹痛、下痢、横軸がプラセボ群 (n=63)、グーフィスⓇ10mg群 (n=69)

臨床検査値

血清LDL-コレステロール濃度(Mean±SD)は、本登録日、2週来院時(中止日)の順に、プラセボ群において113.4±31.5mg/dL、114.9±31.4mg/dL、グーフィス®群117.9±29.9mg/dL、104.5±25.9mg/dLであった。
血清LDL-コレステロール濃度
グラフ/縦軸がLDL-コレステロール、横軸がプラセボ群 n=63/グーフィスⓇ10mg群 n=69/本登録日、プラセボ群 n=63/グーフィスⓇ10mg群 n=67/2週来院時(中止日)

日本における慢性便秘症※1患者に対するグーフィス®の多施設・市販後調査(最終結果報告)

※1 グーフィス®の【4.効能又は効果】慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)
Nakajima A, et al.: SAGE Open Med 2025;13:1-13(著者に、EAファーマ株式会社よりアドバイザー料を受領している者、EAファーマ株式会社の社員が含まれる。
当研究はEAファーマ株式会社、持田製薬株式会社の資金提供を受けている。)
【監修】国際医療福祉大学 消化器内科統括教授/熱海病院 病院長 中島 淳 先生
日常臨床における慢性便秘症患者に対するグーフィス®投与の長期的な安全性・有効性を評価することを目的として、高齢者を含む3,000例以上の患者を対象とした市販後調査を4年間にわたって実施した。
約1,000例の慢性便秘症患者を対象とした、長期投与試験を含まない暫定的な調査結果については既に報告しているが※2、このほど調査が完了し、最終的な解析結果を得たので報告する。
※2 Nakajima A, et al.: J Neurogastroenterol Motil 2022;28:431-441(著者にEAファーマ株式会社よりアドバイザー料を受領している者、EAファーマ株式会社の社員が含まれる。当研究はEAファーマ株式会社、持田製薬株式会社の支援にて行われた。)
Summary
  • 本市販後調査では、高齢者を含む慢性便秘症患者の日常診療における長期的な安全性と有効性を検討した。
  • 4週間投与試験における、患者の平均年齢は70.8歳であり、患者の73.7%が65歳以上であった。
  • 4週間投与試験では、3,638例中231例(6.35%)にADR※3が認められ、胃腸障害は6.02%に認められた。主なものは下痢3.35%、腹痛2.06%であった。高齢患者のADR発現率は、65歳以上5.49%(147/2,680)、75歳以上4.85%(91/1,878)、85歳以上2.80%(19/678)であった(サブグループ解析)。
  • 52週間投与試験では、1,315例中71例(5.40%)にADRが認められた。
  • グーフィス®投与後、排便回数の有意な増加が認められた(4週間投与試験、52週間投与試験ともにvs.ベースライン時 p<0.0001、名目上のp値、対応のあるt検定)。
  • グーフィス®投与後、BSFSスコアの有意な変化が認められた(4週間投与試験、52週間投与試験ともにvs.ベースライン時 p<0.0001、名目上のp値、Wilcoxonの符号付順位検定)
※3 ADR:adverse drug reaction グーフィス®との因果関係が否定できない有害事象
安全性情報には一部承認外の用法及び用量で投与された患者※4のデータが含まれますが、日常診療での使用下で認められた安全性の調査結果の提供を目的として紹介します。
※4 服薬状況で投与量または服薬タイミングが「その他」の患者

試験概要

目的 約1,000例の慢性便秘症患者を対象とした、グーフィス®の4週間投与についての安全性・有効性に関する暫定的な市販後調査については既に報告されているが1)、実臨床での長期投与に関する安全性・有効性については明らかになっていない。当研究では、約3,000例の患者を対象とした、実臨床におけるグーフィス®の52週間の長期投与に関する安全性・有効性を含めた市販後調査の最終解析を報告することを目的とした。
1)Nakajima A, et al.: J Neurogastroenterol Motil 2022;28:431-441(著者にEAファーマ株式会社よりアドバイザー料を受領している者、EAファーマ株式会社の社員が含まれる。当研究はEAファーマ株式会社、持田製薬株式会社の支援にて行われた。)
対象・方法 グーフィス®をはじめて投与された慢性便秘症患者3,876例を、国内の682施設より登録した。慢性便秘症の診断は、「慢性便秘症診療ガイドライン2017」2)に従った。
グーフィス®の処方・投与は電子添文に従い、1日1回10mg(症状に応じて5mgまたは15mgに調節)を食前に服用することとした。
患者のベースライン時の背景、投与歴、有害事象、有効性の評価に関する情報は、電子症例報告(CRF)より収集した。調査期間を2018年6月~2022年12月、観察期間を4週間(グーフィス®4週間投与試験:以下4週間投与試験)及び52週間(グーフィス®52週間投与試験:以下52週間投与試験)とし、薬物有害反応(ADR※5)、及び有効性の結果を解析した。
グーフィス®の過去の治験結果3,4)、統計的な検定力を踏まえ、4週間投与試験には3,000例、52週間継続投与試験には300例より多いサンプルサイズを設定した。
3,876例の登録患者より、4週間投与試験では3,638例を安全性解析対象例、3,410例を有効性解析対象例とした。さらに、4週間投与試験を完了し治療を継続した患者1,315例を52週間投与試験の安全性解析対象例、1,215例を有効性解析対象例とした。
※5 ADR:adverse drug reaction グーフィス®との因果関係が否定できない有害事象。
2)日本消化器病学会関連研究会 慢性便秘の診断・治療研究会編, 慢性便秘症診療ガイドライン2017, 南江堂, 2017
3)Nakajima A, et al.: J Gastroenterol 2018;53:525-534(著者にEAファーマ株式会社よりアドバイザー料を受領している者、EAファーマ株式会社の社員が含まれる。)
4)Nakajima A, et al.: Lancet Gastroenterol Hepatol 2018;3:537-547(著者にEAファーマ株式会社よりアドバイザー料を受領している者、EAファーマ株式会社の社員が含まれる。当研究はEAファーマ株式会社、持田製薬株式会社の支援にて行われた。)
評価項目 〈安全性の評価〉
グーフィス®とADRとの因果関係は、重症度とともに各施設の医師が評価した。ADRはMedDRA ver.25.1によって分類した。同一のADRが、同一の観察期間中に同一の患者に複数回みられた場合は、初回に発生したADRのみをカウントした。4週間投与試験、及び52週間投与試験についての、患者全体、サブグループ(65歳以上、75歳以上、85歳以上)のADRの発現率を算出した。グーフィス®による治療中断、中止までに発生したADRは発現率の算出に含めた。
〈有効性の評価〉
有効性のデータは、ベースライン時、グーフィス®投与後2、4、12、24、36、52週時に、調査票を用いた医師による問診より得た。有効性の評価項目は、週あたりの排便回数の経時的変化、ブリストル便形状スケール(BSFS)スコア分布の経時的変化、排便に関する患者満足度の経時的変化、腹部膨満感の頻度の経時的変化、排便時の摘便の有無の経時的変化、排便時のいきみの頻度の経時的変化、グーフィス®投与後の排便までの時間、52週間の治療期間における、グーフィス®投与から直近の排便までの時間についての級内相関係数(ICC)、有効性(週あたりの排便回数、週あたりのBSFSスコア、排便までの時間別の患者の割合)に対する服薬タイミングの影響(服薬タイミングによるサブグループ解析)、グーフィス®単剤投与と他の下剤との併用状況とした。週あたりの排便回数は、評価時点の前週の排便回数とした。
〈その他〉
患者背景、服薬状況
解析計画
  • ベースライン時の人口統計学的特性、疾患特性は記述統計量を用いて要約した。
  • 安全性解析対象集団は、グーフィス®を投与され安全性に関する情報を有する患者より構成された。登録時より前に、グーフィス®による治療を受けたことがある患者は除外した。
  • ADR発現率については、サブグループ(65歳以上、75歳以上、85歳以上)についても解析した。
  • 有効性に関するデータのない患者、承認外投与の患者は、有効性解析対象集団から除外した。
  • 排便回数、BSFSに基づく便硬度、摘便の有無についての、ベースライン時と各観察時点との比較には、それぞれ対応のあるt検定、Wilcoxonの符号付順位検定、McNemar検定を用いた。
  • 同一患者の排便までの時間についての、複数の観察時点間における検者内信頼性は、級内相関係数(ICC:intraclass correlation coefficient)モデル1,kを用いた。
  • グーフィス®の服薬タイミングによるサブグループ(朝食前投与、昼食前投与、夕食前投与)の有効性も評価した。
  • グーフィス®を中止、もしくは終了した患者は、その患者の最終の観察時点で打ち切りとした。
  • 有意水準は両側5%とした。
Limitation
  • 診療歴、安全性、グーフィス®の有効性に関する情報は患者への問診を通して得られた情報であり、有効性の結果については実際の患者数で評価されていない。
  • 当研究はプラセボコントロールのない、シングルアーム研究である。
  • 安全性、有効性の解析は、他の下剤との併用療法とグーフィス®の単剤療法への切り替えとに関係なく行われている。
  • 有効性の欠如またはADRの発現により、グーフィス®を中断、中止した患者がいることから、グーフィス®の有効性を過大評価している可能性がある。
  • グーフィス®の有効性は、質問票を用いた医師の問診に対する患者の反応をもとに評価、要約していることから、患者満足度を除き、客観的な測定に基づく排便状況と必ずしも一致するとは限らない。
  • 有効性は、疾患の重症度を考慮せずに評価された。
●検証的な解析以外で得られたp値を名目上のp値とした。

6. 用法及び用量 通常、成人にはエロビキシバットとして10mgを1日1回食前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、最高用量は1日15mgとする。

結果

患者登録フロー

患者登録フローを示す図
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13

患者背景

患者背景を示す表

●各薬剤の使用にあたっては、電子添文をご参照ください。

IBS-C:過敏性腸症候群 便秘型  GERD:胃食道逆流症  OTC:市販薬PEG:ポリエチレングリコール
a:処方された下剤を使用した人全体に占める割合
b:何らかの下剤を併用した全患者に占める割合
※:当研究では、登録前に慢性便秘症治療薬を服用していなかった患者に対してもグーフィス®を投与しましたが、保医発1127 第2号でグーフィス®については以下の通り記載されていますのでご留意ください。「本薬剤の使用に当たっては、他の便秘症治療薬(ルビプロストン製剤、リナクロチド製剤、マクロゴール4000配合製剤及びラクツロース製剤を除く。)で効果不十分な場合に、器質的疾患による便秘を除く慢性便秘症の患者へ使用すること。(保医発1127 第2号)」
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13

服薬状況

服薬状況を示す表
a:服薬タイミングの割合は、4週間投与試験の4週時(有効回答者数=2,936)及び52週間投与試験の52週時(有効回答者数=727)のものである。
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13
〇 投与量、継続状況
4週間投与試験、52週間投与試験におけるグーフィス®10mgの服用割合はそれぞれ、77.8%、71.6%であった。
グーフィス®の継続率は、4週間投与試験終了時76.0%、52週間投与試験終了時55.4%であった。グーフィス®投与中止、終了の主な理由は、症状改善(4週間投与試験:4.7%、52週間投与試験:14.4%)、有効性の欠如(4週間投与試験:6.2%、52週間投与試験:6.8%)、患者希望(4週間投与試験:4.9%、52週間投与試験:7.8%)、有害事象(4週間投与試験:4.2%、52週間投与試験:3.8%)であった。
〇 服薬タイミング
服薬タイミングについては、4週間投与試験では、朝食前67.4%、昼食前5.0%、夕食前23.3%、その他4.4% 52週間投与試験では、朝食前71.3%、昼食前5.5%、夕食前19.0%、その他4.3%であった。

便通異常症診療ガイドライン2023‒慢性便秘症におけるグーフィス®の位置づけ

フローチャート2

注1)マグネシウム製剤は, 高齢者や腎機能低下者には注意. 血清マグネシウム値をモニタリングする. 保医発により, 保険診療上,糖類下剤のラクツロース製剤とPEG(polyethylene glycol)は, 従来薬を投与した後, 効果不十分の場合に投与可能である.
注2)高齢者など患者の病態に応じて投与する. 他の治療薬との併用も可である.
注3)オンデマンド療法が頻回になる場合は治療薬の変更を考慮する.
注4)他の治療薬との併用も可である.

「日本消化管学会編, 便通異常症診療ガイドライン2023‒慢性便秘症, 南江堂, 2023, p.xxiii」より許諾を得て転載
A2, Bはガイドラインを参照すること.
プロバイオティクス、消化管運動機能改善薬は慢性便秘症の効能又は効果を有していない

安全性

〇 安全性に関する結果
〈4週間投与試験〉
安全性解析対象例3,638例のうち、231例(6.35%)がADRを発現した。4例以上(>0.10%)に認められたADRは胃腸障害6.02%(下痢3.35%、腹痛2.06%、悪心0.30%、便秘0.19%、腹部膨満0.14%、軟便0.14%、排便回数の増加0.11%を含む)であった。
154例(4.23%)が有害事象によって投与中止に至った。中止に至った症例に発現した主な有害事象は、下痢61例(1.67%)、腹痛47例(1.29%)、嘔気5例(0.14%)であった。
予期せぬADRとして、おくび、排便困難、異常感、死亡、転倒がそれぞれ1例(0.03%)に認められた。
重篤なADRとして死亡が1例(0.03%)に認められた。この患者は82歳の女性で、大動脈瘤、狭心症、アルツハイマー病の既往があった。この女性は、登録後3日後に死亡した。死因、グーフィス®投与に関する情報は提供されなかった。
〈52週間投与試験〉
ADRの発現率は5.40%(71/1,315)であった。2例以上(0.10%)に認められたADRは、胃腸障害4.79%(下痢2.89%、腹痛1.22%、便秘0.46%、悪心0.15%、腹部膨満0.15%を含む)、食欲減退0.23%、高血圧0.23%であった。
50例(3.80%)が有害事象によって投与中止に至った。中止に至った症例に発現した主な有害事象は、下痢16例(1.22%)、腹痛6例(0.46%)、誤嚥性肺炎4例(0.30%)であった。
予期せぬADRとして、高血圧0.23%、上咽頭炎、咳喘息、消化管運動亢進、深部静脈血栓症、慢性胃炎が各0.08%に認められた。死亡例を含む重篤なADRは報告されなかった。
ADRの発現率は、投与開始から4週まで2.51%(33/1,315)、5週から24週まで2.06%(27/1,309)、25週から52週まで1.75%(16/914)と推移した。
〇 高齢者の安全性(サブグループ解析)
〈4週間投与試験〉
年齢サブグループごとのADR発現率は、65歳以上5.49%(147/2,680)、75歳以上4.85%(91/1,878)、85歳以上2.80%(19/678)であった。
〈52週間投与試験〉
年齢サブグループごとのADR発現率は、65歳以上5.45%(54/991)、75歳以上5.03%(36/716)、85歳以上4.81%(13/270)であった。

●安全性情報については最新の電子添文をご参照ください。

安全性の結果:全体・年齢階級別サブグループ解析

全体・年齢階級別サブグループ解析を示す表
n(%) a:4週間投与試験においてADRを経験した患者41例を含む。
MedDRA ver. 25.1
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13

有効性の結果:週あたりの排便回数の経時的変化

〈4週間投与試験〉
週あたりの排便回数(Mean±SD)は、ベースライン時2.9±2.4回、グーフィス®投与後4週時5.4±2.6回であり、有意な増加が認められた(p<0.0001、名目上のp値、対応のあるt検定)。
〈52週間投与試験〉
週あたりの排便回数(Mean±SD)は、ベースライン時2.9±2.5回、グーフィス®投与後52週時5.6±2.2回であり、有意な増加が認められた(p<0.0001、名目上のp値、対応のあるt検定)。
週あたりの排便回数の経時的変化を示すグラフ
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13

刺激性下剤が投与されている、慢性便秘症注)を合併した精神疾患患者に対するグーフィス®投与の影響

宇野準二ら: 臨床精神薬理2023; 26(2): 197-206 COI:当研究はEAファーマ株式会社及び持田製薬株式会社による資金提供を受けて実施された。
注)グーフィス®の【4.効能又は効果】慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)

調査概要

目的 慢性便秘症を合併し刺激性下剤を服用している精神疾患患者に対して、グーフィス®を投与した際の刺激性下剤の使用状況の変化を調査すること。
対象・方法 桶狭間病院藤田こころケアセンターにて精神疾患の治療を入院あるいは通院により受けている患者で、慢性便秘症と診断され、2018年6月1日から2021年11月30日の間にグーフィス®の初回投与を受け、以後12週間以上の継続が確認されており、また、グーフィス®投与前4週間に刺激性下剤※の投与歴がある20歳以上の患者53例を対象とした。
2018年5月1日から2022年2月28日を調査対象期間として、グーフィス®投与開始前4週と投与後24週までのデータを患者の診療録より得て、後ろ向きに調査した。
評価項目 〈有効性〉
主要評価項目

グーフィス®投与開始前4週間と投与後9~12週の4週間の刺激性下剤の総投与量の比較
副次評価項目
  • 刺激性下剤の投与量の推移
  • グーフィス®の投与量の推移
  • 入院患者の頓用下剤の投与回数の推移
  • 入院患者のグーフィス®投与開始前後1週間あたりの排便回数
  • 刺激性下剤切替(グーフィス®投与開始時に刺激性下剤投与を中止した症例)、離脱(グーフィス®投与後、観察期間中に刺激性下剤投与を中止した症例)の集計 等
〈安全性〉
  • 有害事象、中止率
解析計画
  • 主要評価項目について、評価時期における刺激性下剤の総投与量の要約統計量を算出し、対応のあるt検定を用いて比較した。
  • 副次評価項目について、各評価項目で要約統計量の算出を行い、投与開始前と投与後各時点との対応がある検定が可能なもの(刺激性下剤の投与量の推移、グーフィス®の投与量の推移、入院患者の各種頓用下剤の投与回数の推移、入院患者のグーフィス®投与開始前後1週間あたりの排便回数)については、データの分布に応じて、対応のあるt検定、もしくはWilcoxonの符号付順位検定を行った。
  • 有意水準は両側5%とした。
Limitation 本論文中にlimitationの記載はなかったが、診療録に基づく後ろ向きの調査であったこと、対象症例数が少なかったこと、グーフィス®投与前の便秘症治療薬として、刺激性下剤の他にも浸透圧性下剤、漢方薬、坐剤を投与された患者がいたことなどがlimitationとして考えられる。
●検証的な解析以外で得られたp値を名目上のp値とした。

患者背景

平均年齢は58.3±15.5歳(Mean±SD)、精神疾患はうつ病38例(71.7%)、双極性障害7例(13.2%)、統合失調症49例(92.5%)、認知症9例(17.0%)、合併症は慢性腎不全4例(7.5%)、パーキンソン病1例(1.9%)であった。
グーフィス®投与開始前における便秘症治療薬として、刺激性下剤以外にも、浸透圧性下剤5例(9.4%)、漢方薬6例(11.3%)、坐剤10例(18.9%)(それぞれ重複あり)が使用されていた。
  • 表/背景因子(全症例、性別、年齢(歳), Mean±SD、65歳以上、精神疾患(重複 有)、合併症 なし、合併症 あり
    入院外来区分は、投与開始時の区分で記載
  • 表/入院・外来、便秘症治療薬(重複 有)、精神疾患治療薬(重複 有)
    宇野準二ら: 臨床精神薬理 2023; 26(2): 197-206

●安全性情報については最新の電子添文をご参照ください。

4. 効能又は効果 慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)
6. 用法及び用量 通常、成人にはエロビキシバットとして10mgを1日1回食前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、最高用量は1日15mgとする。

有効性

グーフィス®投与開始前と投与後の刺激性下剤の総投与量の比較[主要評価項目]

グーフィス®投与開始前4週間と投与後9~12週の刺激性下剤総投与量
グラフ/縦軸が刺激性下剤総投与量、横軸が投与開始前4週間、投与後9-12週
グーフィス®投与開始前と投与後9~12週の各4週間での刺激性下剤総投与量については、刺激性下剤総投与量(Mean±SD)は、グーフィス®投与開始前4週間で455.5±439.7mg、グーフィス®投与後9~12週で303.6±380.1mgであり、有意に減少した(変化量-151.9±381.7mg、95%CI[-257.1,-46.7]p=0.005、名目上のp値、対応のあるt検定)。
宇野準二ら: 臨床精神薬理 2023; 26(2): 197-206

刺激性下剤、グーフィス®の投与量の推移[副次評価項目]

グーフィス®と刺激性下剤の1日換算投与量
グラフ/縦軸が刺激性下剤の投与量、グーフィス®の投与量、横軸が投与開始前4週間、投与後1-4週、投与後5-8週、投与後9-12週、投与後13-16週、投与後17-20週、投与後21-24週
*:p<0.05, **:p<0.01, 名目上のp値(vs.投与開始前;対応のあるt検定)
グーフィス®投与前後における4週間ごとの刺激性下剤、およびグーフィス®の1日換算の投与量は上図のように推移した。刺激性下剤は、いずれの時点においてもグーフィス®投与前の16.3mgに比べ有意に減少した(投与後1-4週、5-8週、9-12週、13-16週いずれもp<0.01、投与後17-20週、21-24週いずれもp<0.05、名目上のp値、対応のあるt検定)。
†4週間での総使用量を28で除した量
宇野準二ら: 臨床精神薬理 2023; 26(2): 197-206
〈参考〉グーフィス®の4週ごとの最頻度投与量
グラフ/縦軸が投与例数の割合、横軸が投与後1-4週、投与後5-8週、投与後9-12週、投与後13-16週、投与後17-20週、投与後21-24週
また、グーフィス®の4週間ごとの5mg、10mg、15mgの最頻度投与量は上図のように推移した。
宇野準二ら: 臨床精神薬理 2023; 26(2): 197-206

入院患者における、グーフィス®投与前後の頓用下剤投与回数の推移[副次評価項目]

入院患者における、グーフィス®投与前後の1週間あたりの頓用下剤投与回数
グラフ/縦軸が投与回数、横軸が投与開始前1週、投与後1週、投与後2週、投与後3週、投与後4週、投与後5週、投与後6週、投与後7週、投与後8週、投与後9週、投与後10週、投与後11週、投与後12週、投与後13週、投与後14週、投与後15週、投与後16週、投与後17週、投与後18週、投与後19週、投与後20週、投与後21週、投与後22週、投与後23週、投与後24週
*:p<0.05, **:p<0.01, いずれも名目上のp値(vs.投与開始前1週;対応のあるt検定)
1週間ごとの頓用下剤投与回数は、投与開始前1週の1.0±1.7(Mean±SD)から平均で0.2回~0.9回を推移しており、投与開始前1週と比較して、投与後6週、8週、10週、11週で有意差が認められた(6、8、10週 p<0.05、11週 p<0.01、いずれも名目上のp値、対応のあるt検定)。
宇野準二ら: 臨床精神薬理 2023; 26(2): 197-206

入院患者における、グーフィス®投与前後の1週間あたりの排便回数[副次評価項目]

入院患者における、グーフィス®投与前後の1週間あたりの排便回数
グラフ/縦軸が排便回数、横軸が投与開始前1週、投与後1週、投与後2週、投与後3週、投与後4週、投与後5週、投与後6週、投与後7週、投与後8週、投与後9週、投与後10週、投与後11週、投与後12週、投与後13週、投与後14週、投与後15週、投与後16週、投与後17週、投与後18週、投与後19週、投与後20週、投与後21週、投与後22週、投与後23週、投与後24週
*:p<0.05, 名目上のp値(vs.投与開始前1週;対応のあるt検定)
入院患者における、グーフィス®投与開始前後の1週間あたりの排便回数は、投与開始前1週の4.7±4.3(Mean±SD、以下同)から、投与後12週5.2±4.4回、投与後24週7.3±5.5回となり、投与開始前1週と比較して、投与後2週、5週、9週、16週で有意差が認められた(いずれもp<0.05、名目上のp値、対応のあるt検定)。
宇野準二ら: 臨床精神薬理 2023; 26(2): 197-206

解析集団全体の刺激性下剤の切替・離脱状況[副次評価項目]

刺激性下剤の切替・離脱例数
表/項目(刺激性下剤 切替・離脱)カテゴリー(評価例数、刺激性下剤 切替、刺激性下剤 離脱、該当せず)解析対象集団(53、9 (17.0%)、18 (34.0%)、26 (49.1%))
グーフィス®投与開始時に刺激性下剤投与を中止した切替例は9例(17.0%)、グーフィス®投与開始以降に刺激性下剤投与を中止した離脱例は18例(34.0%)であり、合計27例(51.0%)で刺激性下剤が不要となった。
宇野準二ら: 臨床精神薬理 2023; 26(2): 197-206

安全性

有害事象は2例(3.8%)2件が認められた。このうち1件(糞便性イレウス)は軽度かつ非重篤であり、グーフィス®との因果関係はなかった。残る1件(下痢)は中等度かつ非重篤であり、グーフィス®投与中止により回復しており、グーフィス®との因果関係がある副作用であった。また、死亡例はなかった。
グーフィス®投与12週以降24週までの累積中止例数は10例(18.9%)であった。中止理由は転院5例(9.4%)、便秘状況の改善2例(3.8%)、効果不十分1例(1.9%)、有害事象(下痢)1例、受診なし1例(1.9%)であった。

4. 効能又は効果 慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)

有効性の結果:BSFSスコア分布の経時的変化

〈4週間投与試験〉
グーフィス®投与開始後2週時のBSFSスコア(Mean±SD)は3.8±1.3、4週時3.9±1.1であり、ベースライン時の2.3±1.3と比較して有意差が認められた(いずれも p<0.0001、名目上のp値、Wilcoxonの符号付順位検定)。
〈52週間投与試験〉
グーフィス®投与開始後52週時のBSFSスコア(Mean±SD)は3.9±0.8であり、ベースライン時の2.3±1.4と比較して有意差が認められた(p<0.0001、名目上のp値、Wilcoxonの符号付順位検定)。
BSFSスコア分布の経時的変化を示すグラフ
※:Lewis SJ, et al.:Scand J Gastroenterol 1997;32:920-924より改変
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13より改変

<参考情報>●有効性の結果:排便に関する患者満足度の経時的変化

4週間投与試験、52週間投与試験の排便に関する患者満足度は、下図のように推移した。
排便に関する患者満足度の経時的変化を示すグラフ
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13より改変

<参考情報>●有効性の結果:腹部膨満感の頻度の経時的変化

4週間投与試験、52週間投与試験の腹部膨満感の頻度は、下図のように推移した。
腹部膨満感の頻度の経時的変化を示すグラフ
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13より改変

4. 効能又は効果 慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)
6. 用法及び用量 通常、成人にはエロビキシバットとして10mgを1日1回食前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、最高用量は1日15mgとする。

有効性の結果:排便時の摘便の有無の経時的変化

4週間投与試験、52週間投与試験ともに、排便時に摘便を要した患者の割合が、ベースライン時と比較し、グーフィス®投与後のいずれの観察時点においても有意差が認められた(vs.ベースライン時 各観察時点いずれもp<0.0001、名目上のp値、McNemar検定)。
排便時の摘便の有無の経時的変化を示すグラフ
*p<0.0001vs.ベースライン時、名目上のp値、McNemar検定
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13より改変

有効性の結果:排便時のいきみの頻度の経時的変化

4週間投与試験、52週間投与試験の排便時のいきみの頻度は、下図のように推移した。
排便時のいきみの頻度の経時的変化を示すグラフ
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13より改変

有効性の結果:グーフィス®投与後の排便までの時間

グーフィス®投与から排便までの平均時間は約6時間であり、80%以上の患者が、グーフィス®投与後24時間以内に排便した。
グーフィス®投与後の排便までの時間を示すグラフ
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13より作図
グーフィス®投与後の排便までの時間を示す表
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13より作表

有効性の結果:52週間の治療期間における、グーフィス®投与から直近の排便までの時間についての級内相関係数(ICC)

2週時から52週時までの6回すべての観察時点を用いた、排便までの時間に関するICCは0.88を超え、概して、個々の患者において、排便は一貫した時間に起きることが示された。
52週間の治療期間における、グーフィス®投与から直近の排便までの時間についての級内相関係数(ICC)を示す表
ICC[1,k]は、k個の異なる観察時点について、モデル1に基づいて算出された。
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13
ICCとは
ICC(Intraclass correlation coefficient)とは級内相関係数と呼ばれるもので、複数回測定した際の測定値の一致度を示す信頼性の指標である。
ICCには検者内信頼性と検者間信頼性がある。検者内信頼性とは、同一の検者が複数回測定した際の測定値の一致度を、検者間信頼性とは複数の検者が複数回測定した際の一致度をそれぞれ示す。
上のデータは検者内信頼性を示したもので、例えばICC[1,3]であれば、同一の検者が、(この場合同一の患者についての)排便までの時間を2週時、4週時、12週時の計3回測定した際のICCについての274例の平均値が示されている。ICCは1に近いほど信頼性が高く、0.8以上であれば一致度は良好と判断できる。

有効性の結果:有効性に対する服薬タイミングの影響(服薬タイミングによるサブグループ解析)①

〈週あたりの排便回数、週あたりのBSFSスコア〉
4週間投与試験、52週間投与試験ともに、週あたりの排便回数、BSFSスコアについては、いずれの服薬タイミングにおいても、ベースライン時と有意差が認められた(いずれもp<0.0001、名目上のp値、週あたりの排便回数は対応のあるt検定、BSFSスコアはWilcoxonの符号付順位検定による)。
chart15_1000-240_202508
*p<0.0001 vs. ベースライン時、名目上のp値、週あたりの排便回数は対応のあるt検定、BSFSスコアはWilcoxonの符号付順位検定。
BSFS:Bristol便形状スケール n:評価が可能なデータの患者数
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13より作表

有効性の結果:有効性に対する服薬タイミングの影響(服薬タイミングによるサブグループ解析)②

〈排便までの時間別の患者の割合〉
4週間投与試験、52週間投与試験についての服薬タイミングサブグループ(朝食前投与・夕食前投与)別にみた、グーフィス®投与から排便までの時間別の患者の割合は下図のような結果であった。
4週間投与試験、52週間投与試験を示すグラフ
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13

有効性の結果:グーフィス®単剤投与と他の下剤との併用状況

4週間投与試験では、有効性解析対象例3,410例のうち、2,125例に先行投与下剤の投与歴があった。これらのうち1,026例(48.3%)が、グーフィス®投与後にグーフィス®単剤療法に切り替えた。
52週間投与試験では、有効性解析対象例1,215例のうち、772例に先行投与下剤の投与歴があった。これらのうち350例(45.3%)が、グーフィス®投与後にグーフィス®単剤療法に切り替えた。
グーフィス®単剤投与と他の下剤との併用状況を示す表
Nakajima A, et al.:SAGE Open Med 2025;13:1-13

2025年8月作成

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